うちへ帰ろう

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子供の頃から変わらない景色
先日のはなし。
ブログ友達のラサさんからいただいたチケットで、
東京都写真美術館の写真展、
『古屋誠一 メモワール. 「愛の復讐、共に離れて…」』

『侍と私 -ポートレートが語る初期写真-』
を観賞してきました!
「メモワール.」の方は、写真家の古屋誠一さんがその妻クリスティーネさんを撮影したものを中心に構成されている写真展です。
クリスティーネさんは1985年に自ら命を絶ち、以後古屋さんは20年あまりの間「メモワール」として彼女の写真を発表し続けています。
今回はその「メモワール」の集大成となる展覧会で、メモワールの後にピリオドが打たれているのはその意味があるようです。
感想はというと、前述した情報を観賞者は知っているため、おそらく多くの方は被写体となったクリスティーネさんを「この後、お亡くなりになるんだな…」という目で見てしまう訳です。
俺も例にもれずそういったある種の先入観を持って観賞をしたのですが、すると写真を通して「生から死へのグラデーション」のようなものを垣間見ることが出来ました。
写真から感じ取ることのできる「死の予感」。それは単に悲しいといったような言葉だけで表すことのできるものではなく、儚さ、神秘、虚しさ、刹那的な眩さ等、様々なものを観賞者に投げかけてくるような気がしました。
なんだか自分でもよくわからなくなってきたので(笑)、一言で言うと…
見れて良かった!!
って感じでした。
写真ってやっぱ底が知れねえなぁー。と感心しました。
一方「侍と私」はメモワールとは打って変わって学術的というのか、写真展でありながら博物館のような内容でした。
日本と西洋における写真の歴史のようなものを学ぶことのできる写真展といった感じでしょうか。
昔の写真は当然今と比べると荒くてぼんやりとしか写ってなかったりするのですが、彩色写真なんかはハッとするほど綺麗だったりするから面白い。
写真ってこんなに進化したんだなぁー…としみじみとした写真展でした。
時間の関係で2つの写真展しか観賞出来なかったのですが、近いうちに別の写真展、「世界報道写真展2010」と「オノデラユキ 写真の迷宮(ラビリンス)へ」を観に行きたいと思います!
写真展のチケットを譲って下さったラサさんには感謝してもしきれませんね。
ありがとうございました!

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