北欧紀行 11 「昔の北欧が知れる場所、スカンセン」

amusement park
船上から見たチボリ公園



スコーグスシュルコゴーデンを後にし、
向かった先はユールゴーデン島(Djurgården)。
ここにはローゼンタールガーデン(ROSENDALS TRÄDGÅRD)という
有機栽培で作られた野菜を使用したオーガニックカフェや、
スカンセン(Skansen)という北欧の昔の建物などが立ち並ぶ野外博物館があります。


ユールゴーデン島にはトラム(路面電車)で行く方法とフェリーで行く方法があります。
自分たちは行きはフェリー、帰りはトラムに乗りました。
トラムも楽なのですが、ここは是非一度はフェリーに乗るのをお勧めします。
フェリーでは心地よい風を感じながら、美しい町並みを見ることが出来、
スカンセンのパンフレットにもこのフェリーで訪れることがオススメされていました。
ユールゴーデン島には小さな遊園地のチボリ公園もあり、
船のうえからアトラクションを眺めることも出来ました。


ユールゴーデン島に到着後、
ローゼンタールガーデンで野菜をふんだんに使ったランチプレートを食べ、
野外博物館、スカンセンへ!
ここは日本でいう明治村のような場所と言えば、東海圏の方には伝わるでしょうか?
スカンセンの中には北欧のかつての建築様式で建てられた古い建物が並び、
建物内では現在では行われていない手法を用いて織物などを織っていたりと、
近代化される前の北欧の様子を知ることが出来るのです。


ここに来るのを妻はとにかく楽しみにしていました。
何故かというと、古い民族衣装を着たスウェーデンの人が見られるから!
妻は民族衣装というものが好きで、
かつてペルーに旅行に行った際には民族衣装を着て実際に暮らしている人を見ようと、
車で何時間もかけて田舎の村に行ったことがあるそうです。


しかし、スカンセンに意気揚々と入ってから早速いくつかの古い家を覗いてみたのですが、
なかなか民族衣装を着た人に会えず。
ひょっとして、そんなにいないのでは…?と不安に思っていたその時、
「あそこにいそう!」と妻が飛び出し、
古い家の中に飛び込んでいきました。
その中には、民族衣装を着てパン生地をこねているおばあさんの姿が!
「やったー!」と大喜びしながら目を輝かせる妻。
そこから妻は「民族衣装ハンター」と化し、
「あそこの家にもいそう!」「こっちにもいそう!」
と次々と古い家に飛び込んでは民族衣装を着た人を見て喜んでいました。


smile
妻が探し求めていた民族衣装を着た人。確かに素敵な佇まい。


ちなみにこのスカンセンは動物園の役目もはたしており、
トナカイなどの姿を見ることも出来ます。
中には檻の外を自由に動き回っている動物もいて、中々にフリーダム。


pretty march
道をてくてくと歩く鳥。飼育場所とかは決まってないのでしょうか?


スカンセンをたっぷり満喫し、そろそろ出ようかと出口へ向かうと、
その途中でなんとも素敵な光景を発見!
なんと、生演奏によるダンスパーティーが開催されていたのです。


dance
参加者の大多数はおじいちゃん、おばあちゃんだ


音楽に合わせて楽しそうに踊る、おじいちゃんおばあちゃんの姿。
なんて素敵な光景なんだ!
かつて若かりし時もこうして一緒にダンスをし、
愛を深めていったのでしょうか…


なんて思っていると、
妻が「北欧って離婚率が凄い高いんだけど、このうち一体どれだけが最初の伴侶と踊っているんだろうね~」
と呟き、僕は現実へと引き戻されたのでした。
現在の正確な割合は知らないのですが、
スウェーデンでの離婚率は50%近くというのはよく聞く話。


しかし、それはそれ、これはこれということで、
きっとここで踊っている人はみんな若かりし時に永遠の愛を誓い合い、
今でもお互いを思いやって生活している人に違いない、
と信じながらシャッターを切ったのでした。


そんなわけで、スカンセンは最後の最後まで僕たちを楽しませてくれました。
ちなみにこのスカンセンが世界で最初の野外博物館だそうです。
スウェーデンに旅行する際は、訪れてみると色々と楽しめること請け合いですよ!


続く!

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