北欧紀行 10 「世界遺産となった墓地、スコーグスシュルコゴーデン」

long-distance train
ストックホルムへと向かう列車内の喫茶エリア。軽食が食べられる。



スコーネ地方を後にし、いよいよスウェーデンの代表的都市、ストックホルムへ。
ルンドという町から長距離列車に乗って向かったのですが、
その列車内では色々なトラブルが。
事前にシートを予約していたので、安心して列車に乗ったのですが、
予約をしていた席に向かうと、既に別の人が座っていたのです。
な、なんでだー!!


どうやらその人たちが予約していたシートにも既に別の人が座っていたようで、
列車内はけっこうなフリーダム状態。
事実、恐らく席をちゃんと予約せずに列車に乗った家族がいて、
その人たちは空いている席に座り、
その席を予約している人が来ては別の席に座り…
を目的地まで繰り返していました。


なんだそりゃー!といった感じですが、
その家族が連れていた女の子がとても可愛らしく、
またかなりおてんばで、
近くに座っていた自分たちのもとにやって来ては
楽しそうに笑うので、
その子どもに癒されたぶんそこまで嫌な気持ちにはなりませんでした。
(ガイドブックのスウェーデン語辞書を使って女の子に名前を聞いてみると、
イエリンちゃんだとわかりました。今回の旅で唯一英語以外でコミュニケーションを
とった瞬間でした)


列車がストックホルムに到着したのは夜10時頃。
夏の北欧といえど流石にこの時間帯になると日も落ち始めていました。
予約していたホテル、スツレプラン(HOTEL STUREPLAN)に直行し、
ぐっすりと眠りました。


翌日、朝からさっそくストックホルムの観光を開始。
ストックホルムはスコーネと比べると景観が全く異なり、
さすがの大都市といった感じで、
高層のホテルやデパートなどが立ち並びます。
行きかう人々の数も多く、
とても賑やかでした。


pipe shop
道を歩いていると、パイプを売っているお店が。流石ヨーロッパ圏。


この日はまずはスコーグスシュルコゴーデン(Skogskyrkogården)、日本語でいう「森の墓地」へと向かいます。
ここは墓地でありながら世界遺産に登録されている場所で、
広大な自然の中に多くの人々が眠る共同墓地です。


Skogskyrkogården
入り口から入ると、大きな十字架が目に入る。これがこの森の墓地のシンボルとなっている。


北欧の人々にとって、森は大切な場所であり、
人は死んだらその森、自然の中へと還っていくというのが
北欧の人々の死生観。
この死生観をそのままに表現したのがこの森の墓地であり、
スウェーデンの人々にとって大切な場所となっているんです。


Skogskyrkogården
木々のこもれびが美しく、小鳥のさえずりが優しく響いていた


日本で墓地というと、やや閉鎖的で薄暗いイメージがありますが、
森の墓地はとても開放的な場所でもあり、
広大な広場ではピクニックを楽しむ人がいるほどです。


この森の墓地では、
自然と共に生きる、そんな北欧の人々の文化に触れることが出来ました。

2 Comments

  1. 返信
    mayumi 2013年8月30日

    ストックホルム、いかがでした?
    私は去年、デンマークとスウェーデンに行ったのですが、ストックホルムは人も街も洗練されているという印象を持ちました。北欧はここドイツでも何かと先進的と言われているので、残りの国も「見学」しようと今年はノルウェーに行きましたが、ここで完全ノックアウト。今は毎晩夢にまで見るくらい、ノルウェーが好きになってしまいました。…笑っちゃうほど物価が高かったんですけど(笑)

    • ほし 2013年8月31日

      ストックホルム、かなり良かったです!
      確かに思い出してみると、今回の北欧旅行の中でもストックホルムは特に洗練されていた印象があります。
      なんでかと考えてみると、都会的でありながら町並みに統一感があるのがひとつの理由な気がします。
      日本は大都会でも雑多ですからね~。
      今回はノルウェーには行けなかったのですが、そんなに素敵な場所だったんですね!
      いつか行ってみたいです。そしてオーロラを見たり大自然を撮りまくりたいですね。
      しかし北欧は本当に物価が高いですよね。今回の旅ではデンマークが一番高く、水を買うのですら結構なお金を払った記憶があります…。

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